問題の本質とは
問題の本質を捉えるのが苦手な人がいる。それには大きく2つのタイプに分けられる。
1. そもそも問題自体を理解で来ていない人
2. 問題の本質を勘違いしている人
やっかいなのは1では無く2のタイプである。
問題には切り口によって本質が変わるケースが良くある。ある出来事を政治の問題ととらえるか、経済の問題を捉えるか、技術の問題ととらえるか、それによって問題の本質は変わってくる。もちろんそれらが微妙に影響を与えている場合もあるが、少なくとも議論の場ではそれを区別すべきだ。
ある切り口で議論をしている最中に別な切り口で割り込んで問題の本質を別な方向に持っていくことを平気でする人間が上の2に相当する厄介な人間だ。中途半端に頭が良いが全体を俯瞰することのできない人間にこのタイプが多い。
この手のタイプの人間が割り込んできたときには問題の本質は何が何やら分からなくなり生産的な議論は成り立たない。早々に退散することをお勧めしたい。
またこのようなタイプの人間とはできるだけ関わらず距離を置くことだ。